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どうも!
四国はしまなみ海道が見える町でブログを書いているやまそうです!
【本の要約】
「伝え方の法則」(著者:本橋亜土《もとはしあど》)
本橋亜土さんは、こんな人
・1978年生まれ
・大学卒業後テレビ業界へ
・ディレクターとして手がけた番組「王様のブランチ、行列のできる法律相談所、嵐にしやがれ、しゃべくり007」
・プロデューサーを経て独立、株式会社スピンホスト設立
・「ニンゲン観察バラエティモニタリング、バース・デイ」などを制作
・テレビ業界のノウハウを活かした企業PR動画の制作をスタート
・「住友林業、マルコメ、新日本製薬、日本郵便など多くの企業から依頼が舞い込む


テレビの伝え方こそ、誰でもできる最強の伝達スキル
突然ですが問題です。
あなたは、最近オープンしたカフェを紹介する番組のディレクターです。 そのカフェを訪れてみると、コーヒーは普通、ケーキも普通、内装も普通。 おまけに場所もわかりづらいし、今いるお客さんは自分だけ・・・ そんなお店を魅力的に紹介する「ひと言」を考えてください。
テレビ業界ではこんな状況は日常茶飯事。でも正直に「たいしたお店じゃない」とか紹介しちゃうと、あなたはクビになります。
なんの特徴もないこんなお店でも、「魅力的に」紹介しないといけません。
しかも、ウソはつかずに。
どうすればいいのか・・・その答えが出せるかどうかは、「伝え方の勝ちパターンを知っているかどうか」にかかっています。
そう、センスや能力ではなく、伝え方の勝ちパターンを知っているかどうか。
それを今回は学べます。
ちなみにさきほどの問題の答えは、「隠れ家的なお店」。
「伝え方の勝ちパターン」は誰でも使える
今回学ぶ「伝え方の勝ちパターン」は、誰でも簡単に使えます。
なぜなら、それは「テレビでよく見る、おなじみの構造や表現方法」だからです。
さっきの「隠れ家的なお店」も、「なんだ、ありきたりじゃねぇか」と思ってしまうほどよく見る表現でしたよね。
しかし、おなじみの構造や表現方法、つまり「ありきたり」だからこそ、誰でも簡単にすぐに使えるノウハウなんです。
さらに、今、世の中はコロナ禍でオンラインが主流になっています。 会議や飲み会、営業や授業までも。
これ、まさにテレビと同じ「画面越し」じゃないですか?
テレビはオールドメディアと言われたりしますが、実は今の世の中に合った表現方法が詰まった、最強のノウハウ宝箱だったんです。
もちろん、「伝え方の勝ちパターン」はリアルな現場でも、大活躍してくれますよ。




伝え方の勝ちパターン
「テレビで使われている表現方法」がいかにシンプルで強力なものかが、何となくお分かりいただけたかと思います。 ではここからは、テレビで使われている表現方法を学んでいきましょう!
法則1:「振り」と「受け」で印象を強める
これは「伝わりやすさ」が大幅にアップするテクニックです。
この2つの文章を見てください。
①社長は「社員全員の給料を10%アップ」させる決断をしたため、会社が大きな成長を遂げた!
②会社が大きな成長を遂げるきっかけとなった、社長の決断。それは!「社員全員の給料10%アップ」
あなたはどちらがより強く印象に残りましたか? ②ではないでしょうか。
②の文章には、「振り」と「受け」という基本構造が含まれています。チャンネルを替えさせないために「次が気になる!」と思わせる、例のアレです。
②の文章は、
振り:会社が大きな成長を遂げるきっかけとなった、社長の決断。それは!
受け:「社員全員の給料10%アップ」 この構造となっています。
「振りワード」で相手を惹きつけ、「受け」でインパクトを与える。
「振りワード」には、「それが!」「それは!」「そこで!」「そして!」「さらに!」などがあります。
見ていただければわかるように、この振りワードは全て馴染みのある、ありふれた言葉です。 コミュニケーションでは相手を疲れさせたら負けです。
だから、話がうまい人は、相手に頭を使わせません。 そのために、ありふれた言葉を使うんです。
相手に頭を使わせないよう、「ありふれた言葉」を使おう!
法則2:「アヴァン」を配置する
アヴァンとは、テレビ業界用語で、番組冒頭に流れるダイジェスト映像のこと。
その番組の見どころなど魅力を伝えるものです。
「この番組を観たらこんなおもしろいことがあるよ」 「こんな有益な情報が得られるよ」 と、視聴者側のメリットを示してあげるんですね。
たとえば、あなたが気になる人をランチに誘うとき、「今日、一緒にランチ行かない?」ではなくて、「今日のランチ、テレビで紹介されてた中華行ってみない?」と言いましょう。
前者は、相手は「あなたとランチに行くメリットは何か」で考えますが、後者だと「おいしい中華が食べられる」というメリットは明確なので、来てくれる可能性が高まります。
仕事のプレゼンのときも、 「今日わたしが提案するのは、30代女性をターゲットにしたもので・・・」と中身の説明がましく入ると、聞き手に「聞く価値はどこにあるんだ?」を探すのに頭を使わせてしまいます。
そうではなく、 「今回の企画は、顧客が1円の出費もせず、5000円の得ができる企画です!」と、相手のメリットを明示して興味を惹きつけ、相手に聞く姿勢を作ってもらってから細かい説明に入ります。
すると、「30代女性をターゲットにしたもので・・・」という細かい説明も聞いてもらえるようになるんです。
相手のメリットを明示し、興味を惹きつけよう!
法則3:質問をプラスして「共感」を獲得する
テレビで街頭インタビューをしているシーンをよく見かけますよね。 インタビューされてるのは、専門家でも有益な情報を持っている人でもなく、「ふつうのおじさん、おばさん」。
これは、番組を観ている人「共感」を得るためのものなんです。
視聴者と近い存在の人が言う意見だからこそ、共感する可能性が高いわけですね。
この「共感」は、相手に話を聞く姿勢を作らせる効果があります。
オフィス用の複合機の営業のシーンでは、 「最近、紙詰まりが多くありませんか?」 「故障で資料が会議に間に合わず、怒られたことはありませんか?」 などと、よくあることを質問してから交渉に入ると、相手は「たしかにそう!」と共感し話を聞いてくれやすくなります。
結果、交渉もうまくいくかもしれません。
通販番組でもよく見かける手法で、「こんなことでお困りではありませんか?そんなときは、これ!」のように、共感を得てから商品を紹介したりしています。
重要なのは、だいたいの人が共感できる「ありきたりな質問」をすること!
法則4:強いものから出す
「これはとっておきのネタだから、最後までとっておこう!」 出し惜しみ精神からくる後出し、これは伝える側のエゴです。
聞き手は、「有益な情報や要点はいち早く知りたい」と思ってますし、聞き手の集中力はあなたが思っているほど続きません。
話の最後まで相手の集中力を保つのは至難の業。 小説や映画で後出しが可能なのは、見ている人の集中力を保つための、緻密に計算されたストーリーや様々な技術があるからです。
大事な情報を後出しすればするほど、インパクトは薄れてしまいますよ。
後出しは損。とっておきのネタは最初に出してしまおう!
法則5:「扉」をつける
簡単に言うと、情報を「あらかじめ整理された状態」で、相手に伝えることです。
のような表現をよく見かけると思います。
必殺の伝え方は3つあって、その3つのタイトルがそれぞれこうなんだ、と相手がわかるように、情報を整理しているわけです。
これにより、相手は「3つの伝え方を聞く心構え」ができるので、集中力を切らさず最後まで聞いてくれます。
具体例を挙げてみます。 あなたは新商品サイクロン掃除機を紹介する営業担当です。
魅力①「騒音40%カット」
吸引力は一切落とさず、騒音だけをなんと40%も抑えることに成功しました!
魅力②「ゴミ捨てがカンタンに」
こちらの便利構造により、ゴミ捨てにかかる時間を約半分に短縮!
魅力③「驚きの軽さ」
材質を見直し、重量が従来の約半分に! これら3つの魅力で、より使いやすい掃除機となりました!
いかがでしょう? 言ってることは同じですが、扉つきの方が格段にわかりやすく感じませんでしたか? 情報を発信するときは、あらかじめ整理した状態で投げかけることが大事なんです。
情報はあらかじめ整理した状態で投げかけよう!
法則6:話に「くくり」と「目線」をつける
「くくり」とは、何の話をするか。つまりその話の大枠のこと。
「目線」とは、話の要点をスムーズに受け取ってもらうための「見せ方」。
たとえば、最新家電を紹介するテレビ番組で、
「春の最新家電紹介」が「くくり」。番組で伝えることの大枠です。 青の下線を引いている部分が「目線」。その番組の「見せ方」ですね。
「くくり」と「目線」をつけることで、何の話をするかわかりやすくするだけでなく、情報に付加価値をつけ見る人、聞く人のモチベーションを上げます。
「くくり」で話の大枠を伝え、「目線」で話に付加価値を!
法則7:ランキング形式で「目線」をつける
「ランキング」って、ついつい気になりませんか?
「ご当地グルメランキングトップ10」 「人気スイーツランキングトップ5」 とか言われると、
「1位はどんなんだろう?」とか、「自分の地元はランクインしてるかな?」とか、気になるものです。
ランキング形式は、次のようなメリットがあります。
たとえば、仕事の報告書。
あなたは、今週訪れた取引先の情報をまとめて提出しなければいけません。
いつもなら、資料のタイトルは「今週の訪問先情報」。 なんともつまらなそうなタイトルです。
これに「ランキング形式」による目線をつけてみましょう。
すると、 「今週の訪問先情報~お客様から聞いたことベスト3~」 のようになります。
いつものつまらない資料から、一気に「なんか内容が気になる資料」へと進化しましたね。
会社の社員旅行や忘年会。 不思議と行きたくないと思う人が多い行事です。 なぜなら、「目線」がないから。 「社員旅行に行く」「忘年会をする」という「くくり」のみ決まっていて、メリットを提示する「目線」がないんです。
だから社員たちは「なんで行かなきゃいけないんだよー」となります。
そこで!
「社員旅行~伊豆のグルメランキングトップ5を全部味わう旅!~」 なんて銘打つと、少しは「あ、行きたいかも」となりますよね。
忘年会だって、 「今年1年を振り返る!~部長の名言ベスト10を発表~」 こうすれば、行くのがめんどくさいだけの忘年会が、おもしろいものが聞けそうなイベントに変わります。
くくりのみではつまらない。ランキングを使って盛り上げよう!
法則8:アプローチバリエーション
「それ、このあいだも聞いた」 「前にも言われたから、わかってます」 こんなことを言われた方は多いのではないでしょうか。
基本的に人は他人の話を注意深く聞きません。
なので、相手にお願いしたいことや、任せたい仕事などがある場合、くり返し伝える必要があります。
しかし、何度も同じことを同じように伝えると、「しつこい!」と思われてしまうわけです。
「じゃあどうすりゃいいんだ・・・」
大丈夫です。
こんなときに力を発揮してくれるテクニックがあります。
それが、「アプローチバリエーション」。
これは、 同じ情報を違う視点からくり返し伝えるテクニックです。
たとえば、とある焼肉屋さんを紹介するとき。
ここの店主は、高級焼肉店で10年以上修行した肉のプロ。いい肉をてごろな価格で食べてほしいと独立を決意。
「お肉が口の中で溶けた」「接客がすごく気持ちいい」と口コミサイトで大好評。
「この店の仕入れ先は、赤坂の名店〇〇と同じ」「肉の切り方へのこだわりがすごい」
アプローチ①は、店主目線で店主の思いを伝えています。
アプローチ②は、口コミサイトのレビューコメントを紹介。
アプローチ③は、雑誌の専門家のコメントなどを紹介。
①と②と③は、どれも違う視点ですが、伝えていることは同じたった1つのこと。
それは、「この店はすごい」ということ。
同じ山の頂上を、違う登山道から目指すのようなイメージです。
さらに言うと、物事を判断するとき、相手が求めるのは「客観的視点」。 他者の評価を交えると、より信頼につながります。 入社面接で自己PRをしたいときは、「バイト先の店長からの評価」を伝えましょう。
法則9:ビジュアル的「区切り」をつける
これは、見た目の読みやすさを上げるテクニック。
岐阜県各務原市 岐阜・各務原市 この2つの文字、どちらが読みやすいかというと・・・後者ですよね。
とくにテレビのテロップは、表示時間は3秒ほど。 見る側に瞬時に認識してもらう必要があります。
だから、「読みやすさ」が大事になってくるのです。
気をつけるべきは、「ひらがなが続いているとき」と「漢字が続いているとき」。 このような文章をそのままツラツラーっと続けてしまうと、とても読みにくい・・・
そこで、「ビジュアル的区切り」をつけて、読みやすくするんです。
ビジュアル的区切りには、 ・「」をつける ・”・”をつける ・意図的に「スペース」を空ける ・句読点を入れる ・意図的に「!」をつける などいろいろあります。
使用例をあげましょう。
【意図的に「!」をつける】
区切りなし:若手人気芸人抱腹絶倒ステージ開幕
区切りあり:若手人気芸人!抱腹絶倒ステージ開幕
【意図的に「スペース」を空ける】
区切りなし:巨人監督開幕投手指名を「封印」
区切りあり:巨人監督 開幕投手指名を「封印」
【句読点を入れる】
区切りなし:これをやり続けるととてもしんどい
区切りあり:これをやり続けると、とてもしんどい
どうでしょうか。 「区切りあり」の方が圧倒的に読みやすいのがわかると思います。
ちなみに、わたしがよく「」を使うのも、「ビジュアル的区切り」をつけるためです。
意図的に「スペース」や「!」、句読点を使って、読みやすさ大幅アップ!
法則10:「裏技」を使う
これは、注目を集めるためのテクニックです。
使い方はそのまま「裏技」という言葉を使うだけ。
たとえば・・・
卵の殻をきれいに剥く「裏技」。
お肌を美しく保つ「裏技」。
よく聞くベタな表現ですよね。
でも、侮ることなかれ。 自信満々に「裏技」と言われると、「なんかすごそう」と期待してしまうものです。 そして、知らない間に相手の話に引き込まれます。
「裏技」という言葉は、「正攻法とは少し違う、王道のやり方ではない方法」であれば使ってOKです。
「裏技」って言うからには、誰もがあっと驚くすごい方法じゃないといけないんじゃないの? と思うかもしれませんが、そんなことはないのです。
さっきの「卵の殻をきれいに剥く裏技」も、普通に剥くんじゃなくて1回冷水で冷やすといいとか、その程度で「裏技」と言っていいわけです。
王道と少し違う方法であれば、「裏技」と言って注目を集めよう!
法則16:「モノサシ」の先手打ち
(※法則番号が飛びましたが、本の中から特に重要だと思うものを抜粋しているためです。本には法則11〜15が書かれています。)
比較検討するときに必ず必要な「モノサシ」を、相手が自分で作り出す前にこちらから提示し、よりギャップを感じさせるテクニックです。
家電を買う、会議で何かを決める・・・ こんなとき、人は無意識のうちに「比較検討」をしながら、「良いか悪いか」「アリかナシか」を決めています。
そして比較検討をするとき必ず登場するのが「モノサシ」。
モノサシとは比較対象となるものです。
それを、相手が自分で考える前にこちらから提示するわけです。
たとえば、あなたがある店の「メガ盛りカレー」のインパクトを伝えたいとしましょう。
モノサシの提示なしでメガ盛りカレーの画像を見せた場合、相手はその大きさを比較検討するために自分の中で普通サイズのカレーをイメージするでしょう。
その人が普段から大盛りカレーを食べていたら、その人にとっての普通サイズは結構大きめということになります。
すると、メガ盛りカレーとの差が小さくなってしまい、インパクトに欠けてしまうのです。
そこで! メガ盛りカレーの画像とともに、ごく一般的な普通サイズのカレーの画像も見せることで、相手は比較対象を自分で考える必要がなくなり、一緒に写った普通サイズのカレーと比較します。
するとメガ盛りカレーとの差は歴然とし、よりインパクトを与えられるのです。
法則17:「逆接」を使って、言葉をより強くする
「ギャップ」を使って相手に一発で印象づけるテクニックです。
逆接とは、「しかし」「でも」「ところが」といった接続詞。これをうまく活用します。
使い方は簡単で、強く肯定したいワードの前に逆接を配置するだけです。
もちろん、これもテレビでよく使われている手法。画面いっぱいに「しかし!」の文字が映っているのを目にしたことがあるでしょう。
使用例を見ていきます。 まず逆接なしのパターンから。
これに逆接を加えると、
逆接ありの方が、若手経営者の存在が強く印象に残りますよね。
部下の仕事の遅さを指摘したいときは、
こう言うと、感謝も伝えつつ改善してほしいことも強調できます。
伝えたいことの前に「逆接」を配置し、ギャップでインパクト!
法則21:「1つだけ」で「限定感」を演出する
「限定感」により相手を前のめりにさせるテクニックです。
プレゼンや商談など、仕事上でのコミュニケーションは、相手を前のめりにさせられるかどうかで大きく効果が変わってきます。それを叶えるマジックワードが、「1つだけ」。
あなたの人生を変える方法が1つだけあります。
この人気商品、当店に在庫が1つだけあります。
こう言われると、なんだかつい話を聞いてみたくなりますよね。
使い方は、「法則1」で紹介した「振り」と「受け」に組み合わせます。
(「振り」と「受け」とは、一番伝えたい「受け」を、「そして!」「それは!」などの「振りワード」の直後に配置するテクニックでしたね。)
組み合わせの例
こうすることで、「受け」に向かう「振り」を強調できます。
「1つだけ」の部分で、少し声を大きめにゆっくり伝えると、より効果アップです。
ちなみにこのテクニックは「1つ」だけでなく、3つまでなら効果的に使うことができます。
1つ目は・・・ 2つ目は・・・ 3つ目は・・・
2つ以上ある場合は、このように「扉」をつけて話すといいですね。
限定感は相手の興味を強く惹きます。「1つだけ」は声大きめにゆっくりと。
法則23:「具体的数値データ」で背景をイメージさせる
具体的数値を使うことで、相手に背景をイメージさせるテクニック。
数字を使えば「具体的にどれくらいなのか」をイメージしやすくなります。
このように「具体的数値」を入れることで、「ふわっと多い」イメージから「年間6万人もいるんだ」と具体的にイメージすることができます。
数値データの力は絶大!相手に具体的な背景をイメージさせよう!
法則27:余計なひと言を徹底排除する
日本人の誰もが、もちろんあなたも無意識に使っている、言葉の威力を弱める恐ろしいひと言があります。
それが・・・ 「・・・という話」 「・・・などのこと」 「・・・とかがいい」 このような言葉たち。
日本人は独特の「配慮」や「謙遜」を重んじる文化により、はっきりものを言う「言い切り口調」が苦手な人種です。
「・・・だ!」とはなかなか言えず、 「・・・とかだ」とついつい言ってしまいます。
これらは言葉をぼんやりさせ、表現を弱くしてしまう超不要ワード。
徹底的に排除し、表現をくっきりさせましょう。
たとえば、
「伝わり方が弱まるなどの点を解決」
「伝わり方が弱まる点を解決」
後者の方が「何が解決できるのか」が、はっきりダイレクトに伝わってきます。
「・・・など」のような言葉をぼんやりさせてしまう不要ワードは徹底的に排除しよう!
おわりに
いかがだったでしょうか。
・「何言ってるかよくわからない」とよく言われる
・話してても相手がいつもつまらなそう
・営業が全然成功しない
これらを解決してくれる「伝え方の法則」。
「伝え方の法則」は、知っているだけでは意味がありません。
実践して初めて威力を発揮します。
どれか1つでも実践し、あなたの「伝える力」をアップさせましょう!




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